ボジョレーヌーヴォーとは?解禁日は?評価は?
2015/09/17
ボジョレーヌーヴォー(Beaujolais nouveau)は、その読み方も様々で、他にも「ボージョレヌーヴォー」、「ボジョレーヌーボー」、「ボージョレヌーボー」などと表記されます。
ここでは、ボジョレーヌーヴォーの解禁日や評価のキャッチコピーについて、ご紹介します。
ボジョレーヌーヴォーとは?
フランスのブルゴーニュ地方南部に広がるボジョレーというという丘陵地帯で、夏の終わりに収穫されたばかりのガメ種(ガメイ種)のブドウを、その年のうちに仕上げた新酒(ワイン)のことです。
ヌーヴォー(nouveau)には、フランス語で「新しい」という意味があります。
赤ワインならガメイ種(gamay)、白ワインならシャルドネ (chardonnay) 種を使用したものだけが、ボジョレーを名乗ることができます。
ちなみに白ワインは全体の約1%です。
元々は、その年のブドウの出来栄えを確かめる目的で主な顧客はワイン業者でしたが、最近では解禁日のイベントとして一般消費者の間で盛り上がりを見せています。
ボジョレーヌーヴォーの解禁日は?
ボジョレーヌーヴォーの解禁日は、毎年11月の第3木曜日です。
元々フランスでは、軍隊への供給確保を目的に、ワインの出荷を12月15日まで制限する省令が出されていました。
ボジョレー生産者協会は、通常よりも早くボジョレーの新酒を販売したいと申請を起こしました。
当初の解禁日は11月15日でしたが、11月15日が土日に当たるとワインの運搬業者が休みのため、1985年の法改正により11月の第3木曜日になりました。
参考までに、2015年から10年間のボジョレーヌーヴォーの解禁日は次の通りです。
<<今後10年間の解禁日>>
【2015年】11月19日(木)
【2016年】11月17日(木)
【2017年】11月16日(木)
【2018年】11月15日(木)
【2019年】11月21日(木)
【2020年】11月19日(木)
【2021年】11月18日(木)
【2022年】11月17日(木)
【2023年】11月16日(木)
【2024年】11月21日(木)
※法改正などにより解禁日が変更となる場合もあります。
ボジョレーヌーヴォーの評価は?
ボジョレーヌーヴォーの評価は、毎年面白いキャッチコピーが発表され話題になります。
当然、販売促進のためのキャッチコピーなので高評価なものばかりですが、一気に数年分を並べてみると、どの年が一番美味しいのか判断するのが難しいですね。
<<ボジョレーヌーヴォーのキャッチコピー>>
【1995年】ここ数年で一番出来が良い
【1996年】10年に1度の逸品
【1997年】まろやかで濃厚。近年まれにみるワインの出来で過去10年間でトップクラス
【1998年】例年のようにおいしく、フレッシュな口当たり
【1999年】1000年代最後の新酒ワインは近年にない出来
【2000年】今世紀最後の新酒ワインは色鮮やか、甘みがある味
【2001年】ここ10年で最もいい出来栄え
【2002年】過去10年で最高と言われた01年を上回る出来栄えで1995年以来の出来
【2003年】110年ぶりの当たり年
【2004年】香りが良くなかなかの出来栄え
【2005年】タフな03年とはまた違い、本来の軽さを備え、これぞ『ザ・ヌーボー』
【2006年】今も語り継がれる76年や05年に近い出来
【2007年】柔らかく果実味豊かで上質な味わい
【2008年】豊かな果実味と程良い酸味が調和した味
【2009年】過去最高と言われた05年に匹敵する50年に一度の出来
【2010年】1950年以降最高の出来と言われた2009年と同等の出来
【2011年】100年に1度の出来とされた03年を超す21世紀最高の出来栄え
【2012年】偉大な繊細さと複雑な香りを持ち合わせ、心地よく、よく熟すことができて健全
【2013年】ブドウの収穫量は少ないが、みずみずしさが感じられる素晴らしい品質
【2014年】エレガントで味わい深く、とてもバランスがよい
今年はどんな評価の(面白い)キャッチコピーになるのか、とても楽しみです。
まとめ
ボジョレーヌーヴォー(Beaujolais nouveau)とは、フランスのブルゴーニュ地方南部に広がるボジョレーというという丘陵地帯で、夏の終わりに収穫されたばかりのガメ種(ガメイ種)のブドウを、その年のうちに仕上げた新酒(ワイン)のことで、ヌーヴォー(nouveau)には、フランス語で「新しい」という意味があります。
ボジョレーヌーヴォーの解禁日は、毎年11月の第3木曜日です。
ボジョレーヌーヴォーの評価は、毎年面白いキャッチコピーが発表され話題になります。
今年はどんな評価の(面白い)キャッチコピーになるのか、とても楽しみです。
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