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熱中症になったら食べ物やお風呂は?対処法はどうする?

      2016/07/20

毎年、夏が近づき暑くなると日射病で救急搬送されたなどのニュースが増えてきます。

この日射病は熱中症のひとつで、熱痙攣、熱疲労、熱射病(日射病)に分類されます。
また最近では重症度により、Ⅰ~Ⅲ度に分類されることとも多くなってきました。

ここでは、「熱中症になったらどうすれば良いか?」食べ物やお風呂について対処法をご紹介します。

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熱中症になったら食べ物は?

ここでは、どのような食べ物が熱中症対策に良いのかをご紹介します。
ポイントは「塩分や水分の多く適度に冷たいものコマメに摂取する」ことです!

<<熱中症対策に良いもの>>
・スポーツドリンク
・梅干しと冷たい麦茶
・水分を多く含んだ果物や野菜
・味噌汁
・ビタミンB群(特にビタミンB1)
 ⇒ビタミンB1は豚肉や鰻、玄米等に多く含まれる
※カフェインを多く含むものは利尿作用があるので避ける

熱中症になったらお風呂は?

比較的症状の軽い熱痙攣の場合は立ちくらみや、こむら返りを起こすことがあります。
この段階では熱中症と気付かないことも多いですが、これらの症状を軽視していると危険な状態に陥ることもあるので注意が必要です。

40℃の湯船に10分間浸かると500mlもの水分が体内から失われるので、たとえ症状が軽くても入浴は避けるべきです。

水風呂など急激に体温をさげると、かえって症状が悪化するので大変危険です。
また、健康な状態でもお風呂に入ることが原因で熱中症を引き起こすケースも報告されています。

ここでは、入浴時の注意点をまとめておきます。

<<入浴時の注意点>>
・高齢者の一番風呂は避ける
・高齢者が入浴中は時々声を掛ける
・寒いときの露天風呂は避ける
・浴室暖房や湯気で浴室を暖めておく
・湯温40℃以下で半身浴する(肩まで深く浸からない)
・長時間の入浴は避ける(5分前後)
・入浴前後に水分補給する

熱中症になったら対処法は?

ここでは熱痙攣(Ⅰ度)、熱疲労(Ⅱ度)、熱射病(Ⅲ度)についての対処法をご紹介します。

<<熱痙攣(Ⅰ度)の対処法>>
・涼しい場所に寝かせ安静を保つ
・氷や濡れたタオルで首筋や額を冷やす
・スポーツドリンクなど水分補給させる

<<熱疲労(Ⅱ度)の対処法>>
・涼しい場所に寝かせ安静を保つ
・足首を高くして休ませる
・スポーツドリンクなど水分補給させる
・自分で水分補給できない場合は病院で点滴が必要

<<熱射病(Ⅲ度)の対処法>>
・日陰に移して体温を下げる
・意識があれば水分(塩分)を補給させる
・氷や濡れたタオルで首筋、脇の下、脚の付け根を冷やす
・反応がない場合は直ちに救急車を呼ぶ

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まとめ

●食べ物は?
⇒塩分や水分の多く適度に冷たいものコマメに摂取ことです。

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●お風呂は?
⇒たとえ症状が軽くても熱中症のときの入浴は避けるべきです。

●対処法は?
⇒最悪の場合は死に至ることもあるので、意識や反応がない場合は躊躇せず、直ちに救急車を呼びましょう!

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 - 熱中症

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