台風17号2015進路の最新！米軍は？日本への影響は？【9月5日】

9月1日午後3時に日付変更線を越えて、ハリケーンから台風になった台風17号（キロ：Kilo）は、ほぼ停滞した状態からゆっくりとした速度で西に進んでいます。

ここでは、「JTWC」米軍（アメリカ海軍）や気象庁、さらには「ECMWF」ヨーロッパ中期予報センターのデータを基に、2015年9月5日現在の台風17号の最新情報や今後の進路予想をお伝えします。

台風17号2015進路の最新！

「JTWC」米軍（アメリカ海軍）や気象庁の情報によると、09月05日00時現在、強い台風17号の中心気圧は970hPaでミッドウェー諸島近海にあって、西南西に10km/h（6kt）の速さで進んでいます。

気象庁の09月07日21時の予報は次の通りです。

＜＜09月07日21時の予報＞＞
【強さ】　　　　非常に強い
【存在地域】　　ウェーク島近海
【進行方向】　　西
【速さ】　　　　20km/h（11kt）
【中心気圧】　　930hPa
【最大風速】　　50m/s（95kt）
【最大瞬間風速】70m/s（135kt）
【予報円の半径】390km（210NM）
【暴風警戒域】　北側650km（350NM）／南側560km（300NM）

台風周辺の海水温が30℃くらいでとても暖かいため、今後も勢力を強めながら、日本列島に向かって進む見込みです。

台風17号米軍は？

まず、気象庁の進路予報では、09月05日00時現在、強い台風17号の中心気圧は970hPaでミッドウェー諸島近海にあって、西南西に10km/h（6kt）の速さで進んでいます。

続いて、「JTWC」米軍予報では、気象庁の予報よりも北寄りのコースで、西に比較的ゆっくりとした速度で進み、日本列島に近づく見込みです。

※「JTWC」米軍（アメリカ海軍）の台風情報は協定世界時（Z）で表記されているため、日本時間に直すには時差分の9時間を加えてください。

台風17号2015日本への影響は？

「ECMWF」ヨーロッパ中期予報センターの10日間予報では、台風17号は9月12日ごろに日本列島に最接近する見込みです。

今のところは、日本列島の手前で北に進路を変えるため、日本への影響は少ないと思われます。

しかし、9月7日以降は予報円の半径が非常に大きくなるため、台風17号の進路が大きく変わる可能性もあります。

もし南寄りのコースを辿った場合は、徐々に勢力を強めながら日本列島に接近する恐れもあります。

とはいえ、台風15号の時のように石垣島などの先島諸島や沖縄本島への接近はほぼなさそうです。

本州への接近は今後の進路次第なので、しばらくは台風17号の最新情報に注目し、日本列島への接近に備えましょう！

まとめ

09月05日00時現在、強い台風17号の中心気圧は970hPaでミッドウェー諸島近海にあって、西南西に10km/h（6kt）の速さで進んでいます。

台風周辺の海水温が30℃くらいでとても暖かいため、今後も勢力を強めながら、日本列島に向かって進む見込みです。

「JTWC」米軍予報では、気象庁の予報よりも北寄りのコースで、西に比較的ゆっくりとした速度で進み、日本列島に近づく見込みです。

「ECMWF」ヨーロッパ中期予報センターの10日間予報では、台風17号は9月12日ごろに日本列島に最接近する見込みですが、日本列島の手前で北に進路を変えるため、日本への影響は少ないと思われます。

台風17号の進路が大きく変わり、南寄りのコースを辿った場合は、徐々に勢力を強めながら日本列島に接近する恐れもあります。

台風17号【2015年9月6日現在の最新情報】については、こちらをご覧ください。
台風17号2015進路の最新！米軍は？日本へ接近？【9月6日】

台風の米軍予報や名前については、こちらもご覧ください。
台風情報2015年はどうなる？米軍予報とは？名前はどう決める？

【出典】
気象庁ホームページ「台風情報」（http://www.jma.go.jp/jp/typh/）

米軍合同台風警報センター「Joint Typhoon Warning Center」
（http://www.usno.navy.mil/JTWC/）

ヨーロッパ中期予報センター「ECMWF」
（http://www.ecmwf.int/）

デジタル台風（http://agora.ex.nii.ac.jp/digital-typhoon/）