長岡花火のフェニックスは昨年が最後？観覧席は？打ち上げ時間は？

日本三大花火の一つでもある長岡まつり大花火大会で一番の見どころは、何といっても超ワイド型スターマインで「超ワールド・ワイド・ビッグスクリーン」とも呼ばれる、復興祈願花火フェニックスです。

この花火の打ち上げは「大震災に負けずに頑張っている大勢の人々を元気付けたい！」、また一日も早い復興を祈願して「世界一を誇れる壮大な花火を打ち上げたい！」との思いからスタートしました。

ここでは、長岡まつり大花火大会のフェニックスについてご紹介します。

掲載情報に変更の生じる場合がありますので、ご了承ください。

長岡花火のフェニックスは昨年が最後？

昨年の2014年も、長岡まつり大花火大会が8月2日と3日の2日間に渡り開催されました。

長岡空襲や中越地震などの慰霊と復興、そして平和への祈りを込めて打ち上げられる花火は、日本屈指の美しさとスケールの大きさが桁違いで観るものを魅了します。

中でも一番の見どころは復興祈願花火フェニックスですが、この花火の打ち上げは「大震災に負けずに頑張っている大勢の人々を元気付けたい！」、また一日も早い復興を祈願して「世界一を誇れる壮大な花火を打ち上げたい！」との思いからスタートしました。

2004年10月の新潟県中越大震災の翌年から毎年打ち上げられている、復興祈願花火フェニックスも昨年の2014年がちょうど10年目の節目の年となりました。

復興祈願花火フェニックスの打ち上げには3,000万円必要とも言われており、これを地元企業の協賛金や長岡市民と観覧客の募金で賄っています。

しかし実際には、毎年目標を達成できず資金面でもかなり苦労しているようです。

フェニックス協議会の関係者が数年前には、10年を目処に終了するというようなことも言っていましたし、中越大震災からの復興には10年かかると言われていたこともあり、昨年の2014年が最後という情報も流れています。

何れにせよ、公式な発表はまだされていませし、5月には有料観覧席の販売も開始されるので、今年も打ち上げ決定の吉報を願いたいと思います。

▼▼長岡まつり大花火大会2015年の概要についてはこちらもご覧ください。▼▼
長岡まつり大花火大会2015年の日程は？穴場スポットは？有料席は？

長岡花火のフェニックス観覧席は？

長岡まつり大花火大会ではフェニックス花火を大パノラマで楽しめる有料観覧席として、フェニックス席が設けられています。

信濃川右岸（長岡駅側）に50人規模のエリアを区切った指定席でエリア内の好きな場所に座って、復興祈願花火フェニックスを満喫することができます。

●信濃川右岸（長岡駅側）
席種／料金：フェニックス席／1名2,000円
定員：1名

このフェニックス席は2014年には、全国のセブンイレブン、ローソンで5月17日（日）から販売されました。
したがって、今年も復興祈願花火フェニックスが打ち上げられるかどうかは、それまでに発表されると考えています。

長岡花火のフェニックスの打ち上げ時間は？

ここでは、フェニックスの打ち上げ時間についてご紹介します。

まず『打ち上げ開始時間』ですが、昨年は8月2日と3日ともに中盤の午後8時15分でした。

打ち上げ開始から終了までの『打ち上げ時間の長さ』は例年では約3分間でしたが、10年目の節目となった昨年の「フェニックス10」は平原綾香さんの「Jupiter（ジュピター）」のフルバージョンに合わせて約5分10秒間に延長されました。

打ち上げ場所は細かいものまで合わせると19か所で長さは約2kmにも渡り、打ち上げた花火の玉数も例年の1.5倍で約2,000発、不死鳥も例年の終盤に加え中盤にも舞い上がり、そのスケールの大きさや美しさ、そして復興祈願花火フェニックスに込められた様々な思いが会場中を魅了しました。

まとめ

長岡まつり大花火大会で一番の見どころは、何といっても超ワイド型スターマインの復興祈願花火フェニックスですが、昨年が最後との情報も流れています。

もし今年も復興祈願花火フェニックスが打ち上げられるのであれば、今後いつまで観られるのか分かりませんので、ぜひその目に焼き付けておいてください。

あまりの迫力と美しさ、そして様々な思いが交差して、不思議と涙が溢れてきますよ！