台風11号の7月17日の最新情報！進路図は？暴風域は？

四国地方を北上している台風11号（ナンカー）は、今後、中国地方を進み、7月17日の午後には日本海側に達すると予想されます。

ここでは、7月17日現在の台風11号の最新情報として、進路図や日本各地への影響を、ご紹介します。

台風11号の7月17日の最新情報！

気象庁や米軍（アメリカ海軍）の台風情報によると、7月17日03時現在、大型で強い台風11号の中心気圧は970hPaで、香川県観音寺市付近を北北西に20km/h（12kt）の速さで進んでいます。

気象庁の07月18日00時の予報は次の通りです。

＜＜07月18日00時の予報＞＞
【強さ】　　　　-
【存在地域】　　山陰沖
【進行方向】　　北
【速さ】　　　　15km/h（9kt）
【中心気圧】　　992hPa
【最大風速】　　23m/s（45kt）
【最大瞬間風速】35m/s（65kt）

台風11号は比較的遅い速度で北上を続けるため、長時間に渡り大雨や暴風が続くと思われます。

台風11号の進路図は？

気象庁の進路図では、7月17日03時から7月17日午後にかけて、香川県観音寺市付近から北北西に進み、日本海側に達する見込みです。

次に米軍（アメリカ海軍）の進路図も気象庁とほぼ同じ時間帯に、四国地方から中国地方に進み、日本海側に達する見込みです。

※米軍の台風情報を日本時間に直すには、時差分の9時間を加える必要があります。

台風11号の暴風域は？

現在は四国地方のほぼ全域と近畿地方、中国地方の一部が暴風域に入っています。

中心付近の最大風速は35m/s、また最大瞬間風速は50m/sで、半径150km以内では25m/sの暴風が吹いています。

気象庁のレーダーによると、愛媛県新居浜市付近や四国中央市付近では、17日午前0時30分までの1時間に100mmの猛烈な雨が観測されています。

今後も西日本と東日本の太平洋側を中心に、1時間に50mm以上の激しい雨が降る見込みで、局地的には1時間に80mmの猛烈な雨となる恐れもあります。

＜＜7月17日夜までの予想雨量＞＞
【近畿地方】500mm
【四国地方】400mm
【東海地方】400mm
【中国地方】300mm
【関東甲信】250mm

また、九州から関東地方の太平洋沿岸では、広い範囲で大しけが続き、四国や東海地方の沿岸では、波の高さが9～10mの猛烈なしけが続く見込みです。

今後も台風11号の動向に注意し、川の氾濫や土砂災害、高波や暴風などには厳重に警戒してください。

まとめ

7月17日03時現在、大型で強い台風11号の中心気圧は970hPaで、香川県観音寺市付近を北北西に20km/h（12kt）の速さで進んでいます。

7月17日03時から7月17日午後にかけて、香川県観音寺市付近から北北西に進み、日本海側に達する見込みです。

現在は四国地方のほぼ全域と近畿地方、中国地方の一部が暴風域に入っており、中心付近の最大風速は35m/s、また最大瞬間風速は50m/sで、半径150km以内では25m/sの暴風が吹いています。

台風の米軍予報や名前については、こちらをご覧ください。
台風情報2015年はどうなる？米軍予報とは？名前はどう決める？

【出典】
気象庁ホームページ（http://www.jma.go.jp/jp/typh/）より
「台風情報」

米軍合同台風警報センター (Joint Typhoon Warning Center)
（http://www.usno.navy.mil/JTWC/）

デジタル台風（http://agora.ex.nii.ac.jp/digital-typhoon/）