小雪とは？いつ？食べ物は？【二十四節気】

カレンダーに書かれている『小雪』には、どのような意味があるのでしょうか？

・小雪とは？
・小雪はいつ？
・小雪の食べ物は？

ここでは、これらの小雪に関する疑問に、お答えします。

小雪とは？

小雪とは、「しょうせつ」と読み、二十四節気（にじゅうしせっき）の第20節目です。

小雪は、太陽暦の11月22日ごろに始り、大雪（12月7日ごろ）の前日までの約15日間、またはこの期間の第1日目を指します。

北国では初霜が降りる頃で、冬とは言えまだそれほど雪は多くないという意味です。

暦便覧では、「冷ゆるが故に雨も雪となりてくだるがゆへ也」と記されています。

なお、気象庁の予報用語で小雪は、数時間降り続いても、降水量として１mmに達しない雪のことです。

※北日本や日本海側の地方で、「小雪」の表現が適切でないときは「雪」の表現を用いてもよいそうです。

小雪はいつ？

二十四節気は、冬至を計算の起点にして、1太陽年を24等分した約15日ごとに設けられています。

現在主流の定気法では、太陽黄経が240度のときで「11月22日ごろ」が小雪です。

また、期間としての意味もあり、その場合は11月22日ごろから、次の節気の大雪（12月7日ごろ）の前日までを指します。

ちなみに、2015年以降の小雪は次の通りです。

【2015年】11月23日
【2016年】11月22日
【2017年】11月22日
【2018年】11月22日
【2019年】11月22日
【2020年】11月22日

簡単な計算方法としては、西暦の年を4で割った余りが3のときは11月23日で、余りが3以外のときは11月22日となります。

ただし、この計算方法は2015年までしか有効ではありません。

2016年～2051年までは、西暦の年を4で割った余りに関わらず、11月22日が小雪となります。

小雪の食べ物は？

小雪には冬至の「かぼちゃ」のように、この日に食べると縁起が良いとされている行事食はありません。

＜＜小雪のころに旬を迎える食材＞＞

【野菜】
・白菜（はくさい）
・春菊（しゅんぎく）
・長葱（ながねぎ）
・大根（だいこん）
・蓮根（れんこん）
・青梗菜（ちんげんさい）
・蕪（かぶ）
・小松菜（こまつな）
・カリフラワー
・ブロッコリー
・南瓜（かぼちゃ）
・エリンギ
・長芋（ながいも）
・里芋（さといも）
・柿（かき）　など

【魚貝類】
・タラバ蟹
・伊勢海老（いせえび）
・河豚（ふぐ）
・平目（ひらめ）
・ハマチ
・鰻（うなぎ）
・鯖（さば）
・鰆（さわら）　など

この季節は身体の芯から温まり、栄養豊富なお鍋がおすすめです。

特に白菜は好き嫌いが少なく、お鍋には欠かせない野菜です。

まとめ

小雪とは、「しょうせつ」と読み、二十四節気（にじゅうしせっき）の第20節目です。

現在主流の定気法では、太陽黄経が240度のときで「11月22日ごろ」が小雪です。

また、期間としての意味もあり、その場合は11月22日ごろから、次の節気の大雪（12月7日ごろ）の前日までを指します。

小雪には冬至の「かぼちゃ」のように、この日に食べると縁起が良いとされている行事食はありません。

この季節は身体の芯から温まり、栄養豊富なお鍋がおすすめです。

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立冬については、こちらもご覧ください。
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