夏至とは？いつ？食べ物は？【二十四節気】

カレンダーに書かれている『夏至』には、どのような意味があるのでしょうか？

・夏至とは？
・夏至はいつ？
・夏至の食べ物は？

ここでは、これらの夏至に関する疑問に、お答えします。

夏至とは？

夏至とは、「げし」と読み、二十四節気（にじゅうしせっき）の第10節目です。

夏至は、太陽暦の6月21日ごろに始り、小暑（7月7日ごろ）の前日までの約15日間、またはこの期間の第1日目を指します。

夏至は、北半球では一年中で昼が最も長く、夜が最も短くなる日です。

暦便覧では、「陽熱至極しまた、日の長きのいたりなるを以て也」と記されています。

反義語: 冬至

夏至はいつ？

二十四節気は、冬至を計算の起点にして、1太陽年を24等分した約15日ごとに設けられています。

現在主流の定気法では、太陽黄経が90度のときで「6月21日ごろ」が夏至です。

また、期間としての意味もあり、その場合は6月21日ごろから、次の節気の小暑（7月7日ごろ）の前日までを指します。

ちなみに、2015年以降の夏至は次の通りです。

【2015年】6月22日
【2016年】6月21日
【2017年】6月21日
【2018年】6月21日
【2019年】6月22日
【2020年】6月21日

簡単な計算方法としては、西暦の年を4で割った余りが3のときは6月22日で、余りが3以外のときは6月21日となります。

ただし、この計算方法は2019年までしか有効ではありません。

2020年～2055年までは、西暦の年を4で割った余りに関わらず、6月21日が夏至となります。

夏至の食べ物は？

夏至後10日目から小暑の前日までを半夏生（はんげしょう）と言い、近畿地方の一部の地域ではタコを食べる習慣があります。

その他にも、奈良県の香芝市周辺では、小麦を混ぜた餅に黄な粉をつけて食べたり、香川県の農村では、うどんを食べる習慣があります。

●半夏生とは？2015年は何月何日？何を食べる？タコ？鯖？餅？うどん？

＜＜夏至のころに旬を迎える食材＞＞

【野菜】
・夏蜜柑（なつみかん）
・茗荷（みょうが）
・オクラ　など

【魚貝類】
・鮎（あゆ）
・鱧（はも）
・蛸（たこ）など

王道の鱧の湯引きはもちろん、天ぷらや鱧すきなべ、鱧しゃぶもおすすめです。

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まとめ

夏至とは、「げし」と読み、二十四節気（にじゅうしせっき）の第10節目です。

現在主流の定気法では、太陽黄経が90度のときで「6月21日ごろ」が夏至です。

また、期間としての意味もあり、その場合は6月21日ごろから、次の節気の小暑（7月7日ごろ）の前日までを指します。

夏至後10日目から小暑の前日までを半夏生（はんげしょう）と言い、近畿地方の一部の地域ではタコを食べる習慣があります。

その他にも、奈良県の香芝市周辺では、小麦を混ぜた餅に黄な粉をつけて食べたり、香川県の農村では、うどんを食べる習慣があります。

その他の二十四節気については、こちらもご覧ください。

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