台風18号2015進路の最新！米軍情報は？勢力は？【9月9日】

09月07日03時に日本のすぐ南で発生した台風18号（アータウ：Etau）は、09月09日午前中にも近畿地方から東海地方に上陸する恐れがあります。

ここでは、気象庁や「JTWC」米軍（アメリカ海軍）、「ECMWF」ヨーロッパ中期予報センターの2015年09月09日現在の台風18号の最新情報や、今後の進路予想をお伝えします。

台風18号2015進路の最新！

気象庁の最新情報によると、09月09日01時現在、台風18号の中心気圧は985hPaで八丈島の西南西約170kmにあって、北に35km/h（19kt）の速さで進んでいます。

気象庁の09日12時の予報は次の通りです。

＜＜09月09日12時の予報＞＞
【強さ】　　　　-
【存在地域】　　岐阜市付近
【進行方向】　　北北西
【速さ】　　　　35km/h（18kt）
【中心気圧】　　990hPa
【最大風速】　　23m/s（45kt）
【最大瞬間風速】35m/s（65kt）
【予報円の半径】90km（50NM）
【暴風警戒域】　-

今後も北に35km/h（19kt）の速さで進み、09月09日の午前中には近畿地方から東海地方に上陸する見込みです。

台風18号の米軍情報は？

「JTWC」米軍予報でも、台風18号は気象庁の予報と同様のコースを進み、09月09日の午前中には近畿地方から東海地方に上陸する見込みです。

※「JTWC」米軍（アメリカ海軍）の台風情報は協定世界時（Z）で表記されているため、日本時間に直すには時差分の9時間を加えてください。

「ECMWF」ヨーロッパ中期予報センターの10日間予報でも、気象庁および「JTWC」米軍予報と同様です。

※「ECMWF」ヨーロッパ中期予報センターの台風情報は世界標準時（UTC）で表記されているため、日本時間に直すには時差分の9時間を加えてください。

台風18号の勢力は？

台風18号の勢力は、それほど強くならず990～980hPaで推移しています。

この場合の中心付近の最大風速は20～30m/sで、最大瞬間風速は30～40m/sに達すると予想されています。

勢力こそあまり強くありませんが、本州付近に停滞している前線の影響で、近畿地方から東海地方では大気が非常に不安定な状態になっています。

台風18号が接近する09月09日の明け方から昼過ぎまでは、東日本と近畿地方で局地的に、猛烈な雨が降るでしょう。

＜＜予想雨量＞＞
●09月09日24時まで
東海地方：350mm
関東甲信地方：350mm
近畿地方：300mm
中国地方：200mm
伊豆地方：200mm
北陸地方：150mm
東北地方：150mm
四国地方：100mm

また、台風18号の接近に伴い、東日本の太平洋側を中心に、09月09日は非常に強い風が吹き、海は大しけとなる見込みです。

気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫、暴風やうねりを伴った高波に警戒する共に、落雷や竜巻などの激しい突風にも十分注意し、台風が最接近する前に早めに安全を確保するよう呼びかけています。

今後24時間は台風18号の動きに注意し、台風の接近に十分警戒しましょう！

なお、台風18号は09月10日00時には日本海側に達し、温帯低気圧に変わる見込みです。

まとめ

09月09日01時現在、台風18号の中心気圧は985hPaで八丈島の西南西約170kmにあって、北に35km/h（19kt）の速さで進んでいます。

09月09日の午前中には近畿地方から東海地方に上陸する見込みです。

台風18号の勢力は、990～980hPaで推移しており、中心付近の最大風速は20～30m/sで、最大瞬間風速は30～40m/sに達すると予想されています。

台風18号が接近する09月09日の明け方から昼過ぎまでは、東日本と近畿地方で局地的に、猛烈な雨が降るでしょう。

また、台風18号の接近に伴い、東日本の太平洋側を中心に、09月09日は非常に強い風が吹き、海は大しけとなる見込みです。

台風の米軍予報や名前については、こちらもご覧ください。
台風情報2015年はどうなる？米軍予報とは？名前はどう決める？

【出典】
気象庁ホームページ「台風情報」（http://www.jma.go.jp/jp/typh/）

米軍合同台風警報センター「Joint Typhoon Warning Center」
（http://www.usno.navy.mil/JTWC/）

ヨーロッパ中期予報センター「ECMWF」
（http://www.ecmwf.int/）

デジタル台風（http://agora.ex.nii.ac.jp/digital-typhoon/）